片方ずつ授乳
昨夜から「片方ずつ授乳」にしてみました。
例えば、右乳を赤ちゃんが満足するまで飲ませて寝かしつけ、次の授乳のタイミングでは逆の左乳で飲ませる、というもの。
メリットは、私の苦手な授乳ポジショニングの変更をしなくていいこと。
デメリットは片方の乳が飲まれるまでに張って痛いこと。
というのが、一晩やってみた感想。
今までは、よく言われるセオリー通り、「左右5分ずつ×2回」とか、「左右10分ずつ」とかにしてました。
これは、
・両方の母乳をまんべんなく飲ませる為
・これによって乳腺炎が予防できる
・母乳の分泌を増やす
・片方の乳首に負担をかけないように
…といったことが理由と言われています。
私もふむふむ、と思った。
助産師さんに聞いた時も、一般的に言われてるような授乳時間で〜って言われた。
なのに反抗して?片方ずつ授乳にしてみたのは、『ちょっと理系な育児』という本を読んだから。
この本で私が目から鱗だったのは、
授乳に時計は必要ない、ということ。
私はどっちかというと神経質なので、3時間おきに授乳しなきゃ!きちんと時間計って授乳しなきゃ!って思ってました。
でもこの本には、授乳間隔や授乳にかかる時間は計らず、赤ちゃんに任せたらいいって書いてある。
大人主導ではなく、赤ちゃん主導の授乳。
なるほど!と。
これが正解かはわからないし、もしかしたら片方の乳に負担をかけて乳腺炎になっちゃうかもしれないけど、とりあえず楽だから信じて続けてみようと思います。
ちなみに、溜まった乳はフレッシュじゃなくて美味しくないからダメ、とかも言われますが、この本では母乳は24時間生産され続けて溜められているもの、時間が経つとまずくなったり腐ったりすることはない、って書かれてました。
だからたぶん片方ずつで溜まった乳でも大丈夫なはず。
そして「左右5分ずつ×2回」では得られないメリットとしては、後乳と呼ばれるものもちゃんと飲ませることができるということ。
飲ませ始めの母乳を前乳、
飲ませ終わりの母乳を後乳と言うらしい。
主要な成分は変わらないものの、脂肪分が多いのが後乳で、赤ちゃんの血液の流れを良くして脳の発達とか、視神経や網膜の働きを活性化させるのに欠かせないDHA、アレルギーの予防なんかにも効果があるらしい。
あとは高カロリーでお腹がいっぱいになってぐっすり寝てくれるとか。
という訳で、片方ずつ授乳にもメリットはありそう。
私と赤ちゃんにあった授乳を見つけていくのが1番なので、試行錯誤です。